タイトルの通り、僕のテコンドー時代の恩師がよくおっしゃっていました。
テコンドーとはスポーツ要素が強い競技だと思われがちだが、普通に骨も折れるし、脳シントウも起こす。
練習中に立てなくなるってこともそんなに珍しいことじゃないです。
で、監督が全日本で10連覇ぐらいやっていた時代にある試合で負けた時「あいつの時代はもう終わった」と風の噂で耳に入ったことがあったそう。その時に思ったのが「限界は自分が決めること」らしいんですね。
でも、陰口のようなものは全く弾きとばし、それからも当面、第一線で活躍し続けました。
さらに時間が経ち、練習で負けた時「もうこれ以上はもうだめだ」と本気で思ったそうです。
これが「自分で決めた限界地点だった」とそんなことをおっしゃっていました。
その後引退し、指導の立場として第一線から引退されました。
ただし、この話に矛盾するような、こんなことも言っていました。
「限界は自分で設定するな!」と笑 いや、これ笑い話ではなく、実はすごく的を得てると思うんですね。
監督が練習の時常々言っていたこのことを僕は何度も実体験しています。
要するに「本当にやり抜いてプロフェッショナルに考え抜いた上での限界なのか?それは」ということだと思います。
もうだめだと、思った時からが筋トレは勝負ですよね笑
10RMのベンチプレスで11回できちゃうことってあるんですよね。(本当の意味での10RMじゃなくなってるけど)
絶対にこれ以上続けられないと思ってから周りからハッパかけられて案外続けられたとか
限界を超える経験をすると、それまでの自分が決めていた限界レベルが少し⬆️にいきます。
これを繰り返して限界の壁は果てしなく⬆️にちかずいていくんだと思います。
で、あとで気づくんです。「あーしょうもない限界決めてたなー」って。
これが社会人の皆さんには経験。とも置き換えられると思っています。
別に苦しい仕事を続けろとか全く思っていませんし、
そんなことはむしろ逆効果です。ただし、なんの仕事でも心持ち次第で楽しめるはずなのです。
僕は新社会人になった時、初めてやった仕事が透明の封筒にDMを入れる仕事でした。
数人でやっていましたが、冗談でもなんでもなく、絶対に一番スピード早くやってやろう、と思って仕事しました。
そしたら、あみ出しちゃうんですね。机の上に透明の袋がある状況で指でつまんで入れるより、
机の端からすこーしはみ出させて、つねって入れる方が早いことに!!!
革命的発見でした。それからさらに倍速田中となりました。
今、新しく会社に入ってくるメンバーはしっかりと伝えておきたいですね。
「どんな環境でも心持ち次第で仕事は楽しくも、つまらなくもなるよ」と。
※内緒ですが、倒れているのが僕です。